アンズ


3月16日。古びた木なのだが、毎年やわらかに花を咲かせる。最初桃かと思っていたのだが、いつか名札に気がついてアンズと確定した。駅に行く道には挿し木して間もない様子の小さな木があって、よく似た花を咲かせる。やはり桃だと思っていたのだが、これもアンズに違いない。「からももの紅きガクにもそよと吹き」

小松和彦「京都魔界案内」
鵺大明神社の紹介もある。鵺は平家物語に語られる怪鳥で、夜の闇の中で鳴く声が怪異・不吉だったとか。近衛天皇がその声に苦しめられていたので、退治されてしまい、あの世への渡し舟に入れられて川に流されてしまったと言う。大して悪いことをした様子もないのだが、、、。能楽では、退治された悲しみを訴えるシーンがあると言う。何を象徴しているのだろう。

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