ヤマブキソウ


4月9日、自然教育園にて。一輪しか咲いてない株があって、その一輪が初夏の陽射しを浴びて輝いている。色はヤマブキに似ているがヤマブキは花弁が5枚、こちらは4枚。ケシ科クサノオウ属、そう言えばクサノオウに似ているが背丈はこちらが低く、花は大きい。「初夏の陽やヤマブキソウに金しずく」

「梅棹忠夫の京都案内」
京ことばで講演した原稿が載せられている。「京ことば研究会のすすめ」と題する同志社女子大国語研究グループからの「これからの日本語」と言うテーマの依頼に応えて試みたもの。結果は失敗だと言う。京ことばは、話ことばには良いが講演に適するようには洗練されていないと言う。しかし、そうなのだろうか。漢字由来の音読み言葉が少なく、京都の人にとっては平易で分かりやすいものになっているに違いない。失敗の主な要因は、聴衆に京の人が少なかったことにあるらしい。
そう言えば、森浩一さんや司馬遼太郎さんは関西弁でも講演をしている(た)らしい。土地の言葉で考え話すことは、知性の深いところを動員する上で重要なことではないか。考えさせられる。

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