キツネノカミソリ


8月12日自然教育園にて。もう終わりかけ。陽に焼かれて生気を失いかけている。

「スポーツ栄養学」
ミトコンドリア内のクレーブス回路で糖質、脂肪、タンパク質をエネルギー源として酸素とADPからATPを生成する。ATPはエネルギーを生成してADPに戻る。
緊急のエネルギー需要に対しては、細胞内のCPが分解して高エネルギーを生成しATPを生成するが30秒から60秒しか持続しない。CPは運動が終了した後の回復過程で再補充される。
糖質は酸素の供給不足の時にも高いエネルギー源となる。この過程はミトコンドリアの外で起こる。乳酸までの不完全な変換でグリコーゲン1単位当たり生成するATPが2個と少ない。細胞内が酸性化するためこの過程はすぐに止まってしまう。
糖質はミトコンドリア内で十分な酸素の供給のもとで酸化されるとグルコース1単位あたりATPは36~38単位生成される。
乳酸も十分な酸素供給のもとではグルコース同様にATPを生成する。また、他の細胞に移動することができ、その細胞で糖質を代替する。さらに肝臓では糖新生の材料となりグルコースを生成する。
脂肪組織のトリグリセリドはアドレナリンなどのホルモンの働きで血中に遊離脂肪酸として放出される。遊離脂肪酸はアルブミンと結合し活動筋に運ばれる。この時グリセリンも同時に血中に放出され、肝臓で糖新生の材料となりグルコースを生成する。
脂肪酸がミトコンドリア内まで運ばれるとクレーブス回路に入り糖質と同様の経路で酸化される。放出されるATP数は脂肪酸の炭素鎖の長さに依存し、80から200単位のATPを生成する。生成するエネルギーは大きいが生成速度は相対的に遅い。
心臓や肝臓は脂肪の酸化によるエネルギー生成に適している。脳や赤血球は糖質の酸化に依存している。タイプIIbの骨格筋(白筋)は糖質の酸化に適している。タイプIの骨格筋(赤筋)はより多くの脂肪酸の酸化を行うことができる。
持久運動中、飢餓中、糖尿病患者では、脂肪酸の放出が過剰となり肝臓でケトン体に変換される。ケトン体は筋中でも脳や神経組織でもエネルギー源として利用され、酸化されてATPを合成する。(アトキンスダイエットとして利用されているらしい。48時間ほど糖摂取を絶つと脳はケトン体をエネルギー源として使い出す。重度の糖尿病患者の治療を目的とする。低炭水化物ダイエットとして試みる人たちも少なくない。身体が大きく酸性に傾き危険ではないか。)

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