キャットテール


10月2日新宿御苑。

「長距離走者の生理科学」
筋繊維のタイプ。遅筋と酸化能力の優れた速筋a、解糖能力の高い速筋bがある。平均的には遅筋が50%くらいだが、優れた長距離走者は遅筋が70%を超える。逆に優れた短距離走者は遅筋が30%以下になる。
遅筋は毛細血管の密度が高く、ミトコンドリアの密度が高く、ミオグロビン量が多い。ミオグロビンのため赤く見える。ATペース活性は低く(何だろう)、解糖系酵素の活性が低く、酸化系酵素の活性が高い。クレアチンリン酸もグリコーゲンも貯蔵量は少ない。中性脂肪の貯蔵量は多い。収縮速度、弛緩速度は遅く、最大パワーが低く、疲労耐性が高い。
速筋bはま逆で、毛細血管の密度が低く、ミトコンドリアの密度が低く、ミオグロビン量が少ない。そのため白く見える。ATペース活性は高く、解糖系酵素の活性は遅筋の2~5倍高く、酸化系酵素の活性は遅筋の1.5~3分の一と低い。クレアチンリン酸もグリコーゲンも貯蔵量が多い。中性脂肪の貯蔵量は少ない。収縮速度、弛緩速度は早く、最大パワーが高く、疲労耐性が低い。
速筋aはその中間で、毛細血管の密度が中くらい、ミトコンドリアの密度も中くらい、ミオグロビン量も中くらい。ATペース活性は高く、解糖系酵素の活性、酸化系酵素の活性は中くらい。クレアチンリン酸貯蔵量は多いが、グリコーゲンと中性脂肪の貯蔵量は中くらい。収縮速度、弛緩速度は早く、最大パワーが高く、疲労耐性も高い。

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