モクセンナ


10月2日新宿御苑にて。

「スポーツ栄養学」
持久性トレーニングに対する適応。
まず、筋繊維の組成が速筋型から遅筋型に変わる。疲労耐性の低い速筋繊維bの割合が減少し、疲労耐性の高い速筋繊維aの割合が増加する。速筋繊維aから遅筋繊維への移行過程にあると考えられる筋繊維も増加する。
毛細血管数が増加する。全てのタイプの筋繊維で増加するが、増加の割合は遅筋繊維で著しい。最初の数週間で急増し、その後は徐々に増加する。トレーニングを中止すると半年後にはもとに戻る。毛細血管数が増加すると血流もゆっくりになるため、血液と筋繊維間の物質交換の効率が上がる。
ミトコンドリア密度と酸化系酵素活性が上がる。ミトコンドリアの大きさも増大する。酸化系酵素活性の増大は持続運動トレーニングでは遅筋繊維で、インターバルトレーニングでは速筋aでそれぞれ著しい。酵素活性は毛細血管密度の変化よりも著しく、1年後ではほぼ2倍になる。トレーニングを中止すると毛細管密度の変化よりも早く低下し、1~2ヶ月で元に戻る。
乳酸輸送担体の増加。乳酸蓄積が減少し、肝臓での糖新生への利用、心筋での利用が増加する。
運動時の代謝応答の適応変化。有酸素性エネルギー代謝に対する脂質の貢献度が増大する。これにより筋グリコーゲンの節約になる。12週間のトレーニングで中性脂肪の利用量がほぼ2倍なる結果も報告されている。

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