オオベニウチワ


10月2日新宿御苑にて。

「長距離走者の生理科学」
運動中のホルモンの働き。50~60%VO2maxの乳酸性作業閾値あたりから急激なホルモン分泌の変化が見られる。
糖・脂肪代謝に作用するホルモン。
肝臓グリコーゲンを分解し、グルコースを血中に動員するのは、低強度のうちはグルカゴン、高強度になるとアドレナリン、ノルアドレナリン。
肝臓においてアミノ酸、グリセロール、乳酸からグルコースを新生する。
脂肪組織から脂肪酸を動員する。脂肪分解にはカテコールアミンが中心的な働きをする。βアドレナリン受容体を介して脂肪組織から遊離脂肪酸の動員を促す。
遊離脂肪酸の利用を促進するため、グルコースの細胞内への取り込みを抑制する。インスリンは運動中に分泌低下することでグルコースの細胞への取り込みを抑制し、グルコースの動員を補助する。
持久性トレーニングで肝グリコーゲンを動員するアドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴンの分泌が低下し肝グリコーゲンを節約する。逆にインスリン受容体の感受性は亢進していてグルコースの取り込み能力は格段に向上し、運動中のインスリンの低下も少なくなる。
一方で血中グルコース濃度は長時間の運動の間も安定するが、これは脂肪の利用率が増大していることによる。

広告