シラサギスゲ


10月2日新宿御苑にて。

「長距離走者の生理科学」
テーパリング=減少トレーニング。大会直前はトレーニングの疲労を回復するためにトレーニング量を減らす。トレーニング直後は疲労がピークにあり、その回復に伴ってトレーニング効果が現れ、少し遅れて能力のピークを迎える。能力がピークを迎えてトレーニング効果が薄れ、高まった能力が下がり始めてもその低下速度は遅い。疲労はそれよりも早くさらに回復を続ける。このため、次の運動時の能力は疲労回復が完了近くなるころにピークを発揮することができる。
テーパリング期間は1週間から4週間くらい。4週間以上は能力低下の影響の方が大きくなる可能性がある。1週間では短いかもしれない。2~3週間が適切なようである。
VO2maxはこの期間ほとんど減少しないらしい。走の経済性、走行時のVO2も維持される、あるいは改善される可能性もある。
有酸素性能力は高強度低量(週7.5kmのインターバル)によるテーパリングで改善が著しい。筋グリコーゲンの回復は完全休養と同じくらいだが、総血液量、赤血球量の増加が大きい。
筋力については有酸素能力の高い速筋aの収縮速度が改善する。

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