ムスカリ


2009年4月12日二ヶ領用水にて。

関裕二「日本の神々」がわかる!
ジンムテンノウ、神武天皇。ヤマトの初代王に「神」の」名が与えられたのは呪いをかけ、呪われる天皇だったから。鬼のような霊力を持っていたから選ばれた王であり、祭祀を司るための王だった。「天皇に逆らえば恐ろしい目にあう、と言う幻想を生みだした。
アマテルクニテルヒコホアカリクシタマニギハヤヒノミコト。吉備から巻向にもたらされた土器は祭祀に用いられた。前方後円墳の原型は吉備で生まれた。物部氏の文書「先代旧事本紀」には物部氏がヤマトの祭祀を整えたと述べ、事実、天皇家は物部氏の祭祀を踏襲している。物部氏の祖であるニヒハヤヒノミコトはどこから来たのか日本書紀は語らないが、吉備から来たのではないか。
タカクラジ。日本書紀には正体が定かでない。タケミカヅチノカミから霊験・フツノミタマを下賜され、それを神武天皇に献上する。これによって神武天皇はヤマト入りを果たすことができた。「先代旧事本紀」にはニギハヤヒノミコトの子アマノカゴヤマノミコトと同一人物で、尾張氏の祖だとする。但し、日本書紀は尾張氏の祖はニニギノミコトの子の一人、ホアカリノミコトであったとし、食い違っている。尾張氏はヤマトタケルノミコトがもたらしたクサナギノツルギを祀り続けてきている。丹後の籠神社は尾張同族の海部氏が祀る。トヨウケノオオカミや浦島太郎にまつわる伝承とも関係していることになり、尾張氏への興味はつきない。

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